いいご縁の日。出会いの形も多様化しましたね。

 11/5は縁結びの日だそうです。1・1・5で「いいご縁」のごろ合わせから、島根県の神話の国・縁結び観光協会が制定しています。島根県出雲大社では、旧暦の10月、神無月に神様が集まって縁結びの祖団をするとされています。新暦でいうとちょうど今ぐらいです。今ごろ出雲大社で会議をしているのでしょう。

 縁結びといえば、今はマッチングアプリとかでしょうか?お見合いと言うのも、縁談と言う言葉も最近は身近には聞きませんね。

 厚生労働省のデータによると、最近の平均初婚年齢は男性31.0歳、女性29.4歳で、その推移をみると過去に比べて初婚年齢は上昇しています。2000年では男性28.8歳、女性27.0でしたので、平均でいうと男女ともに20年で2歳強結婚が遅くなっています。日本では晩婚化が進んでいると言えますね。県別にみると、東京都が東京都が最も初婚年齢が遅く、男性32歳、女性30歳くらいになっています。人口が多く、人口密度も高い東京など都会の方が、パートナーと出会える可能性は高そうですが、県別にみると都市部の多そうな県の方が初婚年齢が遅い傾向に見えます。都会の方が女性の活躍できる場が多いことも影響しているのでしょうか。結婚の条件として経済的な問題も上がりますが、都会だと余計にお金がかかるのでお金をためて結婚しようとする人が多いこともあるのかもしれません。

 晩婚化自体が悪いこととは思いません。女性の社会進出が初婚年齢の上昇に影響しているとしたら、女性がより住みやすくなったことの裏返しともいえますから。でも、晩婚化が少子化につながるとしたら、そろそろ止まらないと大変ですね。いずれにしても誰もが住みやすい世の中になってほしいものです。