かるたはもうしない?

 正月と言えばかるたというイメージもなくなりつつあるのでしょうか。今はいろんな娯楽がありますから、「いろはかるた」や百人一首を親戚みんなでやるということも少ないのかもしれません。

 かるたには、文字札と絵札があり、あいうえお46枚ずつの札があるのが一般的です。文字札には文章が、絵札に文字札の頭文字とその内容の絵が描いてあります。文字札を読み手が読み、対となる絵札を多くとる遊びです。読み手はだいたい大人で、子どもが文字や言葉を覚えるために遊ぶこともありますね。

 かるたの語源はポルトガル語です。同じような発音のcartaはトランプやタロット1枚1枚を表していて、英語のカードと同じ語源であるそうです。

 「いろはかるた」には種類があり、江戸かるた、上方かるた、尾張かるたなどがありますが、それぞれ決まった文字札と絵札があります。

 各地方にもその地方の伝統や名物などを読み込んだかるたありますが、群馬県上毛かるたは有名ですね。毎年競技大会が行われているようです。

 かるた、正月っぽさを味わえるワンアイテムです。