募金をすることで、つながりを支援してくれている。

 歳末たすけあい運動というものをご存知でしょうか。毎年12月に生活に課題を抱えた人を募金によって支援する福祉活動です。赤い羽根や、NHKなど様々な団体が募金を行いますが、地域の社会福祉協議会が中心となって支援を実施しているようです。地域での支えあいを目的としていますので、社会福祉協議会が地域の課題に沿って対応をしています。募金で集められたお金は、支援金として届けられたり、商品券として届けられたり、支援する食料品の購入に充てられたり様々みたいです。赤い羽根共同募金の歳末助け合い運動では、40億以上の募金が集まり地域に分配されています。

 支援の範囲は経済的困窮に対するものだけではなく、地域とのつながりをなくし孤立している人にも及びます。一人暮らしの高齢者世帯は地域から孤立しやすいので、支援の対象になっているようですね。

 おそらくは、すべての人に支援の手を伸ばすことは難しいはずです。募金をすること自体が問題の解決方法ではないかと思いますが、助け合いの心は持っておきたいですね。

師走の候、冬将軍はお元気ですか。

 いよいよ12月となりました。今年やりたかったことはしっかりと済ませて、来年に持ち越さないようにしたいですね。

 旧暦の12月は師走(しわす)と呼ばれます。「極月」(きわまりづき)という言い方もするようですね。師走の語源はよくわかっていないようです。師(お坊さん)が忙しく走りまわるという説もありますが、語源ではなく後付けで考えられた俗説です。12月にだす、改まった手紙の書き出しでは師走の候などと書き出しますが、決まり文句として覚えておいた方が良いですね。

 親しい人への手紙の最初の挨拶として、冬将軍が到来し~などと相手を気遣う言葉も使う時期です。冬将軍とは、ロシアからやってくる本格的な寒気を指します。この寒気の正体は「シベリア寒気団」という、秋から冬にかけてシベリアの大陸上に居座る、低温で乾燥した気団です。日本ではこの寒気が南下してくることにより、日本海側では大雪が降り、太平洋側では乾燥した風が吹き荒れます。早ければ11月下旬から南下してきて、2月と同じくらいの気温になることもあるようです。気象情報では「真冬並みの寒さ」とよく表現されますね。冬将軍の由来は戦争の歴史にあり、ロシアへの進行が厳しい寒さによって失敗したことを「冬将軍に敗れた」と表現したことにあります。

 寒気によって急に寒くなる時もあるので、寒暖差に注意です。

お風呂の歴史は古い

 11/26はいい風呂の日です。冬も近づき、湯船にお湯をためる人も増えていることでしょう。お風呂の歴史を調べてみました。

 現在確認されるもので最も古いお風呂は、6000年以上前のメソポタミア文明にあります。現在のイラクのあたりにあった文明ですね。払い清めの沐浴のための浴室が神殿にあったようです。5000年前のインダス文明のモヘンジョ=ダロでは、中心に大浴場と呼ばれる公衆浴場がありました。時代が進み2000年前のローマ帝国の時代では、バルネア、テルマエと呼ばれる豪華な公衆浴場が多くの都市に少なくとも1つ存在し、社会生活の中心になっていたそうです。映画化もされた「テルマエ・ロマエ」というマンガがありましたが、古代ローマ人の浴場に対する情熱を題材にした作品でしたね。実際、一日中公衆浴場で筋トレなどをする古代ローマ人もいたとか。裕福な人が奴隷に体を洗わせ、お風呂も奴隷が温めていたようですが。

 その後、西洋ではキリスト教が浸透していった影響により、公衆浴場で入浴習慣はすたれていきます。欧米では現在でも自宅に浴槽がない人も多く、お風呂につかるのは月に1・2回程度が一般的のようです。

 日本はというと、温泉地が全国各地にあるように、お風呂好きの国民なのでしょう。毎日浴槽につかる人は4割以上だということです。ただし、ライフスタイル多様化によりシャワーだけで済ませる人も多くなりました。最近では浴槽がない物件もそう珍しくなくなりましたね。

 これから寒くなってくると、シャワーだけで済ますと体が温まりませんね。そういえば、浴槽の水は何日使いますか?あれだけの量の水を一日で捨ててしまうのはもったいない気がしますが、こう考える人はあまりおおくないのでしょうか。

誕生石には何の由来もない

 誕生石というものがあります。もとはアメリカで定められたものですが、それを基準に各国で若干の違いがあるようです。日本では1958年に定められたものが一般的であるようですね。自分の生まれた月の宝石を身に着けると何らかの加護があると言われるものですが、特に石に効果があるわけではないので、古くからあるおまじないのようなものですね。宝石を売る側の販売戦略、それぞれの石のキャッチコピーのようなものです。

 誕生石の起源には諸説あるようですが、文書として残っているものでは聖書の中にそのような記述があるようです。12種類の石にそれぞれの名前を彫るというような記述ですが、これを12か月の月に変換し、当時の宝石を割り振ったということです。

 11月の誕生石はトパーズ、シトリン、ゴールデンサファイアです。トパーズは日本でも産出されているようですね。滋賀県大津市の田上山(たなかみやま)というところが有名です。また、日本で採れるトパーズは透明なものが多いようです。

 ほかによく知られる宝石としては、真珠がありますね。真珠は貝の体内で生成される宝石で、3月の誕生石です。日本は、古くから美しい真珠の産地として有名です。邪馬台国の時代から中国へ贈り物として送っていたことがわかっています。現在でも盛んに養殖されています。

 また、日本では地中に埋まっている宝石がとれるイメージはないですが、種類は少ないながらもとれるみたいですね。穴を掘ってみたら宝石がみつかることもあるかもしれません。今日は誕生石についてでした。

ダーウィンフィンチ

 1859年の11/24に、チャールズ・ダーウィンが「種の起源」を刊行しました。これを記念して11/24は進化の日であるそうです。

 種の起源といえば、ダーウィンの進化論についての著作ですね。進化論とは、生物が長い時間をかけて変化するという進化に関する研究や議論のことです。昔は、人は最初から人として誕生し、サルはサルとして誕生したと当然のように考えられていましたので、種の起源が専門家でなくても読みやすく書かれていたこともあり、大きな関心を集めたようです。特に生物は神が作り出したとする宗教観があった西洋では大きな論争が生まれたようですね。

 ダーウィン種の起源を出す前に世界一周の航海をしていて、その航程でガラパゴス諸島によることになります。ここで、スズメに似た小型の鳥であるフィンチが島により姿かたちが違うことから、進化論の着想を得たとされ、この鳥はダーウィンフィンチと名付けられています。しかし、ダーウィンは島を調査した時点では全く別の種であると考えていたようで、ガラパゴス諸島で思いついたとするのはダーウィンを紹介する上での脚色のようですね。

新嘗祭の日

 11/23は勤労感謝の日ですね。「勤労をたっとび、生産を祝い、国民がたがいに感謝しあう」日として1948年に制定されました。1年で最後の祝日です。

 勤労感謝の日の前身は、「新嘗祭」(にいなめさい)という祭事であるそうです。天皇が新米などの収穫物を神々に供えて感謝し、自らも食べる祭事です。飛鳥時代から続いているともされています。もともとは、働くことに感謝する日ではなく、農作物の収穫に感謝する日であったんですね。この「新嘗祭」は旧暦11月の2回目の卯の日に行われていました。十二支のうさぎの日ですね。日にちにも十二支が割り当てられていてその卯に当たる日です。明治に入り太陽暦が導入され、新暦となった1873年(明治3年)になると、旧暦11月の2回目の卯の日は新暦の翌年1月となり都合が悪いということで、その年以降「新嘗祭」は11月23日に行われるようになりました。

 その後、日本国憲法の制定に伴い祝祭日を選びなおすこととなり、祝祭日の宗教的意味合いを取り除くために、「生産感謝の日」→「感謝の日」→「勤労感謝の日」という流れで1948年に国民の祝日に関する法律により制定されたそうです。

 また、新嘗祭はいまでも行われています。同じく11/23に行われ、天皇が新穀を神々に奉り(まつり)、自らも新穀を食す内容は変わっていません。宮中で行われるので一般の人は見ることが出来ません。伊勢神宮出雲大社など全国各地の神宮や神社でも祭事が行われるようですね。

 今でも、勤労感謝の日に生産物へ感謝する日という考え方は残っていて、収穫に感謝するイベントや祭典が行われています。

 勤労感謝の日は、日頃の労働の疲れを癒す休日としても良いですが、本来の意味である収穫物への感謝を意識して食事会などを開くのもいいかもしれません。

いい夫婦のカタチは人それぞれ。

 11/22は「いい夫婦の日」です。1988年に財団法人余暇開発センターによって提唱されたあと、2000年から毎年一般からの投票を基に、理想の夫婦・カップルにふさわしい「いい夫婦 パートナー・オブ・ザ・イヤー」を選出しているので、歴史は結構古いです。

 いい夫婦といっても人によって感じ方は違うでしょうが、在宅時間が増えている今は、家庭での夫婦の関係がより生活の充実度に影響してくると思います。

 夫婦円満の秘訣といえば、言葉でしっかり伝えることでしょうか。明治安田生命いい夫婦の日」に関するアンケート調査によれば、配偶者から最も言われたい一言は、夫婦仲に関わらず「ありがとう」。全体の30%です。夫婦円満な人は、「ありがとう」「お疲れさま」など日頃から感謝を言葉として相手に伝えているとのことです。言わなくてもわかるだろうというのは、自分の思い込みの場合が多いです。ずっとパートナーとして一緒にいる相手ですので、特に感謝の言葉は受け取るほうは悪い気はしないですから、しっかり伝えていきましょう。

 夫婦円満の秘訣として、同じ趣味を持っていることがありますね。夫婦間で共通の趣味があるか聞くと、夫婦円満の人と夫婦円満でない人で大きく差があるようです。一緒に楽しめるモノがなにか一つでもあるといいですね。

 一方、コロナ禍の影響で、仲がよくなった人は、仲が悪くなった人の約2.5倍ということです。もともと気が合って結婚した人がほとんどだと思うので、一緒にいる時間が増えれば仲がよくなる方が多いのは当然ですよね。一緒にいることで仲が悪くなったと感じた人もいるので、お互いの歩み寄りで結婚した時のことを思い出してほしいものです。

 最近は結婚式を挙げるカップルが減っているみたいですね。この調査によると4割の夫婦しか挙げていません。昔はどれくらいの人が結婚式をあげていたのかデータがないのでわかりませんが、割合は減っているのでしょう。コロナ禍によるイベント中止の風潮や金銭面の影響もあるでしょうが、ライフスタイルの変化もおおきく影響していると思います。人それぞれ考え方が多様化していって、それを許容できる社会になっているということでしょうか。やるかやらないかは本人たちが決めることですので、盛大に挙げる人と、やらない人の2極化が進んでいくと思っています。

 夫婦に関しては、この人と決めて結婚した人が大半だと思いますので、できれば生涯仲良くいたいですよね。パートナーとの関係性は人それぞれだと思いますので、2人なりのいい夫婦が続いていけばよいと思いました。