1024の日

 10/25です。昨日の1024は2の10乗ですね。学校を卒業して以降、数字と深くかかわらなくなってしまった方もいるかもしれません。たまには数学のことを思い出してみましょう。

 指数とは、ある数の右上に書いて、それを何度掛け合わせるかを示す数字です。べき指数とも言います。2の2乗だと、2×2で4、2の3乗だと2×2×2で8です。2の10乗は2を10回かけた数字で1024です。コンピューターとかだと、2進数を扱うので、10の3乗を近似値である2の10乗、つまり1024で流用するといった処理がされているらしいです。

 指数には、0乗や-2乗、1/2乗といった計算もあります。0乗は必ず1です。2を0回かけたモノ?とわからなくなりますが、どんな数でも0乗が1であるのは、こうであれば都合が良いという定義であって、証明するべきもの、ではないらしいです。マイナス乗をするときは、その指数を正の数字にした数が分母にきて、分子は1になります。2のマイナス2乗は1/2×2で1/4ということです。指数が分数の場合は、ルートであらわされると覚えましょう。

 指数もルートの計算も中学校の数学で習うものです。今調べてみると、すごく高度な勉強をしていたのかなと思いますね。ルートの計算など、大人になったらごくわずかな人しか使わないかと思いますが、人類の発展に寄与している積み上げられた知識の一端でも知ることは重要だと思います。それを知った子供の中から、文明をさらに発展させる技術を生み出す人が育つのだと思うと、そういう意味で、学校の勉強は必要な物なのだなと思い返しています。今日は1024という数字についてでした。