募金をすることで、つながりを支援してくれている。

 歳末たすけあい運動というものをご存知でしょうか。毎年12月に生活に課題を抱えた人を募金によって支援する福祉活動です。赤い羽根や、NHKなど様々な団体が募金を行いますが、地域の社会福祉協議会が中心となって支援を実施しているようです。地域での支えあいを目的としていますので、社会福祉協議会が地域の課題に沿って対応をしています。募金で集められたお金は、支援金として届けられたり、商品券として届けられたり、支援する食料品の購入に充てられたり様々みたいです。赤い羽根共同募金の歳末助け合い運動では、40億以上の募金が集まり地域に分配されています。

 支援の範囲は経済的困窮に対するものだけではなく、地域とのつながりをなくし孤立している人にも及びます。一人暮らしの高齢者世帯は地域から孤立しやすいので、支援の対象になっているようですね。

 おそらくは、すべての人に支援の手を伸ばすことは難しいはずです。募金をすること自体が問題の解決方法ではないかと思いますが、助け合いの心は持っておきたいですね。