いい夫婦のカタチは人それぞれ。

 11/22は「いい夫婦の日」です。1988年に財団法人余暇開発センターによって提唱されたあと、2000年から毎年一般からの投票を基に、理想の夫婦・カップルにふさわしい「いい夫婦 パートナー・オブ・ザ・イヤー」を選出しているので、歴史は結構古いです。

 いい夫婦といっても人によって感じ方は違うでしょうが、在宅時間が増えている今は、家庭での夫婦の関係がより生活の充実度に影響してくると思います。

 夫婦円満の秘訣といえば、言葉でしっかり伝えることでしょうか。明治安田生命いい夫婦の日」に関するアンケート調査によれば、配偶者から最も言われたい一言は、夫婦仲に関わらず「ありがとう」。全体の30%です。夫婦円満な人は、「ありがとう」「お疲れさま」など日頃から感謝を言葉として相手に伝えているとのことです。言わなくてもわかるだろうというのは、自分の思い込みの場合が多いです。ずっとパートナーとして一緒にいる相手ですので、特に感謝の言葉は受け取るほうは悪い気はしないですから、しっかり伝えていきましょう。

 夫婦円満の秘訣として、同じ趣味を持っていることがありますね。夫婦間で共通の趣味があるか聞くと、夫婦円満の人と夫婦円満でない人で大きく差があるようです。一緒に楽しめるモノがなにか一つでもあるといいですね。

 一方、コロナ禍の影響で、仲がよくなった人は、仲が悪くなった人の約2.5倍ということです。もともと気が合って結婚した人がほとんどだと思うので、一緒にいる時間が増えれば仲がよくなる方が多いのは当然ですよね。一緒にいることで仲が悪くなったと感じた人もいるので、お互いの歩み寄りで結婚した時のことを思い出してほしいものです。

 最近は結婚式を挙げるカップルが減っているみたいですね。この調査によると4割の夫婦しか挙げていません。昔はどれくらいの人が結婚式をあげていたのかデータがないのでわかりませんが、割合は減っているのでしょう。コロナ禍によるイベント中止の風潮や金銭面の影響もあるでしょうが、ライフスタイルの変化もおおきく影響していると思います。人それぞれ考え方が多様化していって、それを許容できる社会になっているということでしょうか。やるかやらないかは本人たちが決めることですので、盛大に挙げる人と、やらない人の2極化が進んでいくと思っています。

 夫婦に関しては、この人と決めて結婚した人が大半だと思いますので、できれば生涯仲良くいたいですよね。パートナーとの関係性は人それぞれだと思いますので、2人なりのいい夫婦が続いていけばよいと思いました。